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 ヘアケア ≫ 染髪(ヘナ)
ヘアケア INDEX

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リンス・コンディショナー

【わ】
ヘナ髪染め実験

トルコでは昔からヘナという植物を髪染め兼トリートメント剤として利用してきたそうだ。最近では天然素材の染髪料として日本でも話題になっていると聴く。通常、染髪料には合成成分が含まれているので髪をいためてしまうものだが、ヘナは逆に髪を保護してくれる上、自然なつや、色合いが出しやすいという。

オーストラリアでも天然ヘナを扱う業者を見つけたので、さっそく取り寄せてみた。薬草のような独特の香りがある茶黄色の粉。使い方は書いていないので、夫に教えてもらいながらトライアルした。実は、私がヘナを知ったのは、夫の友人(デンマーク人)が長年愛用していることからだった。だから、この人の使用方法を夫経由で聞いて、同じように試してみたわけだ。

使い方は「ヘナの粉をお湯で溶かし、ペースト状にしたものを髪にこすりつけて放置するだけ」という、いかにも簡単そうなハナシ。が、実際やってみるとそう単純ではなく、いちいち、ちょっとしたコツが必要になる。

【ヘナの使い方】

  1. 髪をシャンプーし、すすいだあと、軽くタオルドライします。
  2. ヘナの粉を熱湯に浸し、ペースト状にします。
  3. これを手で、出来るだけまんべんなく髪になすりつけていきます。まんべんなく、というのが難しいのですが、クシやブラシで髪を平らにしてからヘナを付けると比較的乗りやすいです。なお、ヘナが肌につくと炎症を起こす場合もあるので、敏感肌の方はゴム手袋を使ったほうがいいでしょう。
  4. そのまま放置すると、パラパラとヘナ粉が落ちてくるので、シャワーキャップなどで固定します。温度が高いほど色づきやすいので、アルミホイルや蒸しタオルを巻いてから、シャワーキャップを被るとよいでしょう。さらに、蒸しタオルの上からドライヤーをあてるという方法もあるそうです。(タオルにも色が付きますので、色が付いてもいいタオルをお使いください)
  5. できるだけ長い間、放置します。長く放置するほど色付きやすくなります。
  6. シャワーでヘナ粉を洗い流します。


さて、仕上がりはどうか?というと、「そういや、ちょっと茶色くなったかな」という染め加減。ぱっと見には染めたとは分からないが、光が当たったりすると、「あ、ほんとだ」という程度。であるから、白髪染として利用するには無理があるだろう。(ヘナとして販売されているものの中には化学染料と混合されたものもあり色がはっきり出るようですが、私が扱っているのは天然モノなので発色は強くありません。)

ただ、自然なツヤが出て、若干髪が軽くなったように見えるのは確か。また、髪そのものを保護してくれるので傷みにくくもなる。

紅茶やコーヒーを加えることで、色合いを調整するなどの裏技もあるそうなので、今後研究していきたい。

【ヘナの使い方:続編】

デンマークを訪問した折に、かのデンマーク人女性から、さらに詳しいレシピを教えてもらいました。彼女もヘナの本場、トルコ人女性から教えてもらったそうです。ヘナのみではなく、いろいろと混ぜるのですね。

  • ヘナ 50グラム
  • コーヒー粉(フィルターに溜まった使い終わったあとの湿ったやつ) 50グラム
  • コーヒー(濃く抽出したもの、熱いものが好ましい) 100ミリ
  • 酢 大さじ1杯
  • オリーブオイル 大さじ1杯

上記の材料をよく練り合わせます。量は長い髪用なので、髪の量によって調整してください。放置する時間は、はじめての場合は最低6時間。日本人の濃いダークヘアには12時間くらい放置する必要がある、と彼女は言っています(そのまま一晩寝ろ、と言われた)。私は途中でネをあげてしまいましたが(^^;)。また、染める頻度は2ヶ月に一度くらい、2回目からは放置時間は短め(標準4時間)でよいそうです。

でも、黒い髪がバッチリ染まる、なんてことはありません。白髪部分は赤茶に染まりますが、黒い部分は「光にあたると、そういや明るく反射して見えるな」という程度の仕上がりです。バッチリ染まるのは、合成の染料が混ざっているためで、天然のヘナではない、のだそうです。

【ヘナ+クレイの新レシピ】

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その後、オリジナルのレシピを開発しました。なんと、クレイを混ぜると発色がよくなるんです(写真参考)。クレイがうまくペースト化してくれるので、髪に塗りつけるのもラクだし、待ち時間も粉が落ちてこないので快適。また、ヘナ粉の量もそんなに使わずにできるので効率的。
なぜクレイを混ぜると発色がよくなるのかは不思議ですが、ペースト化によってヘナ粉の髪への接触性をよくしていることは確かでしょう。
仕上がりもしっとりとやわらかく、髪もどんどん健康になっている気がして、うれしい今日この頃です。
  • ヘナ 50グラム
  • レッドクレイ 30グラム
  • 紅茶(濃いめの抽出液)--ヘナとクレイがペースト状になるまで加える。 
  • 酢 大さじ1杯
  • ホホバオイル 大さじ1杯
  • 黒みつ 大さじ1杯
※様々な種類のクレイで試しましたが、一番うまく染まるのはレッドクレイであることが判明しました(レシピも書き換えました)。レッドクレイは鉄分の含有量が高いから、それがうまくヘナと作用するんじゃないかと推測しています。

※黒蜜は保湿剤として優秀で黒髪を美しくするもの。クレイヘアパックや自作シャンプー(カスティリア石けんをベースにしたもの)にも入れていますが、すごく気に入ったので、ここでも加えてみました。クレイ同様、ヘナを髪に固定するにも効果も発揮してくれたように思います。


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