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ダブル・トラブル?! 
-育児日記シリーズ-


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ダディとお散歩、気持ちイイね




みなさん、こんにちは。おなじみの「ダブル・トラブル・シリーズ」です。ブリスベンに引越ししてから、家の改装やら、仕事やら、お客さんやらでドタバタでして、だいぶご無沙汰してしまいました。このシリーズ、ひそかなファンの方たちが結構いらして、「次はまだか」と待っていらっしゃるようです。ま、このシリーズのファンというより、子供たちの写真がウケてるだけって気もするんですけど(^^;)。

というわけで、大変お待たせいたしました。ほとんど5ヶ月ぶりになりますが、我が家の成長記録をお楽しみくださいませ。




でっかくなるよ


カレンとリサはもうすぐ2才。ますます元気で、ますます個性と自我を思いきり発揮しています。

身長や体重はちゃんと計ってないけど、背は確実に伸びてますね。デンマークでは、2才のときの身長を倍にすると、ちょうど大人になった時の身長にあたると言うそうですが、その説が正しければ、彼女たちは170センチの大女になるようです(^^;)。ま、デンマークでは女性の平均身長175センチだとか言いますから、まだ小さいほうなんでしょうけど。生まれたときから手足だけはデカかったしなあ。生後半年用の靴下が生まれたときから履けなかったくらいですから。




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ファミレスにて~ 「外食も出来るようになったよ」
食べる量も増えました。けっこう波はありますけど、1食にゴハン1合分は二人で軽く平らげますもんね。量もさることながら、食べることへの執着心がすごい。食べ方にもそれぞれ個性があって、カレンはスプーンに大盛りにして、大きなお口を開けて(ここでなぜか目をつぶる)思いきりほうばり、ガツガツという速度で平らげます。リサはゆっくりゆっくり、最後の一粒まで丁寧にしつこく責めます。もうおしまいだって言っても、お鍋が空っぽになったのを見せないと納得してくれません。早く食べ終わったカレンが、リサに近づこうとすると、「わたしのゴハンに触るな!」と一撃を食らいます。

たまには外食にも出かけるようになりました。カップとスプーンとハイチェア持参で(^^;)。近所のステキなカフェにお邪魔することもありますが、やっぱりファミレス Sizzlersとマクドナルドにお世話になることは多いです。Sizzlersはセルフサービスのサラダバーがあるから、注文したものを待つ必要がないのが、子連れにとってはうれしいですね。マクドナルドはハイチェアも専用ビブもあるし、子供を遊ばせるためのスペースや遊び道具も揃っていて、さすが。「0歳児からのマーケティング戦略」にすっかり乗っかっていたりします。





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おばあちゃんといっしょ
それにしても、歩き出すようになってからは、なかなかいい写真が撮れないもんですね。だって、動きがめっちゃ早いんだもん。シャッター押した瞬間に、風のように駆け抜けていますから、現像してみたら何も写ってなかった、なんてこともあります。デジカメはその点、無駄がなくて便利だけど、シャッター速度が遅いので、「誰も写っていない写真」になる確率が更に高まります。二人揃って笑ってる写真なんて、100枚に1枚あるかどうか。

そんなわけで、5ヶ月もサボったわりにはご紹介できるマトモな写真があまりなかったりします。右の写真は5月におじいちゃんとおばあちゃんが来てくれた時のもの。せっかく二人とも笑ってるのに、ピントがボケてるんだよなあ。惜しい!





私たちって野生児なの?


そう、5月にはおじいちゃん、おばあちゃんが日本からやってきてくれました。おじいちゃんなんかK&Lの大ファンで、もうオーストラリアには9回も来ています。前回は12月のお引越しの時だったから、4ヶ月ぶりのご対面。おばあちゃんは10ヶ月ぶりくらいかな。案の定、子供たちはじーちゃんばーちゃんのことは覚えていませんでしたが、慣れるのも時間の問題。

それにしても、「孫」というものは「めちゃんこカワイイもの」のようです。子供と違って「無責任に溺愛できる」んでしょうか。泣いても喚かれても、愛しなだめつづける彼らの姿勢を見ていると、「ああ、私も孫、欲しいなあ」と一瞬思ってしまうのでした(^^;)。

その溺愛しちゃいがちなおじいちゃんおばあちゃんですら、「この子たちは野生児だね」と呆れさせるK&Lのパワー。声はデカイし、自我は強いし、主張は激しいし、「こりゃ、日本だったらゴタガキだよ」と(^^;)。えー、そうなのぉ? わたしゃまた、「ウチの子たちはなんて手がかからなくて、いい子たちなんでしょ」って思ってたんだけど。

そういや、日本で保母さんされてた4代目おねえさんにも「こんな子、日本にはいない」と言われました。日本の子供は悲しそうに、あるいは甘えたくてさめざめと「泣く」んだそうです。たしかに、ウチの子は「うえ~ん」みたいな情けない泣き方はしないですね。怪獣みたいに「うぎゃー」「ぎゃおー」と泣きます(^^;)。「泣く」というより、「文句を言う、怒る」といった感情表現として「主張する」といった方が合っていると思います。泣いてるときは「ストライキ」状態だし。ふつうの子は泣いて抱っこしてもらいに来るんだそうですが、ウチのは「抱っこなんかで誤魔化すな!」というガンとした態度です。





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何にでもチュウするKiss魔でもある
そういうわけで、日本から来てくれた両親やおねえさんたちは、けっこう心配してくれたみたいです。保育園や幼稚園行くようになったら、問題児になっちゃうんじゃないの? こんな野生児で大丈夫なの?と(^^;)。

でもねえ、大丈夫なの?と言われても、親としては「それじゃあ、どうせいっちゅーの」という気になります(^^;)。これがこの子たちの性格なんだし、親が操作しようとしてどうなるもんでもないし。よくもわるくも、生まれつき、こういう人たちなんですよね。いいじゃあないですか、主張がハッキリしていて、頑固で気が強くて。大変結構(^^;)。自我なんて成長していく過程であちこちの壁にぶつかって自然と擦り減らされるものなんだから、今のうちに牡鹿の角のように頑丈なのが付いていたほうがよろしい。幼稚園から自我が強過ぎて問題児になるのも、なかなかカッコイイではないか。オオモノになるよ。うん。だいたい幼稚園や学校なんて、本人が行きたくなければ行かなくたっていいんだから。---などと、ノーテンキなことをダディもマミィも言ってるもんですから、おじいちゃんおばあちゃんはますます孫の行く末が心配になるのでした。

いい加減なこと言ってるようですが、私としては「その子のありのままの姿を認めてあげる」ことこそが、子供にとって必要な愛情だと思うんです。たまたまウチの子たちは自我がめちゃんこ強いので「自我が強くて大変結構」と言ってるけど、もしウチの子がシャイな性格の子だったとしたら「物静かで、やさしくて大変結構」と言っていたと思います。たぶん、どんな性格でも喜んで愛でたんじゃないかな。だって「親バカ」だもん(^^;)。

そんなわけで、ダディもマミィも、我の強いリサちゃん、わーわーうるさいカレンちゃんが、かわいくって大好きです♪





おねんねが得意


私たち親が「なんて手がかからない子なんでしょ」と思っていたのにはワケがあります。彼女たち、眠るのが特技なんです。本当によく寝る。2才になろうとする今でも、夜は6時にベッドに行き、朝の6時まで12時間はしっかり寝ます。さらにお昼寝も2~3時間はぐっすり寝る。だから、私たちのフリータイムが結構とれるのです。その時間に、必至こいて私はメールの返信、夫は梱包しているわけですけど。
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ヘンな顔も得意


それと、特筆すべきは、寝つかせる必要がないこと。おねむになったら、ベッドに連れていって、ポンと置いてくるだけ。ほんとにポンと置いて、電気消して、ドア閉めたら、文句も言わずに寝入ってくれます。これぞ、ワンタッチ睡眠(^^;)。背中叩いてやったり、子守唄歌ってやったり、抱っこしてユラユラ揺らしてやったり、そういう努力は一切不要なんです。

「どうしてそんなワザが可能なの?」とよく聞かれますが、どうしてなんでしょ? たぶん、生まれたときから抱っこして寝つかせることがなかったせいではないでしょうか。なにしろ、抱っこなんかしてる余裕ありませんでしたから。寝るときはポンとベッドに置いてくる、それ以外にサバイブする方法がなかったんです。最初からそれしかやってないから、彼女たちにとってはベッドが一番安心できる子宮のような場所なのでしょう。親が近くにいたら、かえって興奮しちゃって眠れないんじゃないかな。




もうひとつの「親がラクしている理由」は、やっぱり二人いるから、二人でエンターテインし合ってくれる、という点でしょう。ご機嫌さえよければ、二人で遊んでいます。タオルで「いないいないばあ」ごっこしたり、お引越しごっこしたり、鬼ごっこしたり(つかまり鬼、のようなことをよくやる。誰が教えたわけでもないのに)、お手玉の投げ合いっこしたり、ダンスしたり。キャーキャー笑い合って喜んでいることも、よくあります。何が可笑しいんだか不明ですが。大人には分からない楽しさがあるみたいですね。

ところで、「機嫌さえよければ」と書きましたが、機嫌のよしあしは、ほとんど生理的欲求が満たされているかどうか、に関わっています。よく眠れなかった日、うんちの出がイマイチな日、おなかがすいてる時、体調がよくない時は、どうしたって不機嫌になるもの。大人だってそうですよね。なんだか今日は不機嫌だなあと思ったら、そういやまだゴハン食べてなかったわ、とか。眠いときは仕事の能率も落ちるし、苛々しがちだし。子供たちを見ていると、人間って以外と単純に出来てるんだよなあってことに気付かされます。最近では夫婦で口論が始まると「あんた、眠いんだから、寝なさい」が合言葉になってます(^^;)。





語学はひたすら努力の賜物


言葉はいまだにしゃべりません。ご挨拶に「ハーイ」、犬を見るとうれしそうに「わんわん」、なんでもかんでも指さしては「これは?」と言ったりするくらいで、全然お話になりません(^^;)。日英デ、3カ国語同時に学んでいるんだから、遅くて当然ですよ。ゆったりペースでいきましょう。

英語を勉強していて伸び悩んでいる頃、「子供はいいよなあ、なんにも努力しなくてもすいすい覚えられて」と羨ましく思ったものですが、それはとんでもない間違いであることに気付かされます。子供だってなんにも努力しないですいすい覚えているわけではないのですね。生まれてから言葉をしゃべるようになるまでの約2年間、ひたすらひたすら、周囲から発せられる言葉を聞きつづけているわけです。そして、毎日毎日発音練習を繰り返しているわけです。「くだもの」の絵本なんか、何回読んでやったことか。たとえば「りんご」という言葉を意味とともに発するようになるまでに、何回「りんご」という言葉を聞かせたか、数えておきたかったくらい。少なくとも100回は聞かせていると思う。
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デンマーク語の絵本もお気に入り


ある時、突然なだれのように言葉を覚える時が来るといいますが、それはその瞬間に言葉を覚えはじめたわけではなくて、それまでに蓄積した音に意味が付随して理解でき、またその音を発音できるようになった時、にすぎないのだと思います。その瞬間に至るまでに膨大な努力(本人は努力とは思っていないだろうが)をしてきた成果なわけですね。ですから、英単語がちっとも覚えられないといって嘆くことはなく、私たちもアカンボと同じように、何度も何度も繰り返し、聞いて書いて発音して覚えていくしかないのでしょう。記憶力は年齢に比例するのではなく、努力に比例するのだとも聞きますが、それは経験的に本当じゃないかって気がします。

ウチの母だって70を目前に「孫と会話するため」に英会話を習い出しましたが、大したもんですよ。モチベーションがある人は強いですね、意欲があるからグングン伸びる。発音もキレイだし、覚えようする努力と根性には頭が下がります。私もあのくらいの根性で英語の勉強続けていれば、今頃は大したもんなんだけどなあ。日常会話がテキトーに出来るようになった頃から、モチベーションが下がって勉強しなくなりますね。いけませんね。何事も継続的な努力が大事、なのでした。





ダディはベビーシッター?!
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ショッピングセンターでは有名人です。


ダディは相変わらず、育児しています。「育児に参加」なんてもんじゃなくて、K&Lとほとんどの時間を一緒に過ごしています。マミィのほうが「参加させていただいている」という感じ(^^;)。

こんな「子育ておとうさん」はオーストラリアでも珍しいらしいです。特に、ここは結構田舎で結構保守的なところがあるみたいで、結構周囲から奇異の目で見られていたりもするようです。あんまり感知していないけど。

夫は毎朝、子供たちを連れて郵便局に商品発送に行きます。それで、郵便局付近では「双子を連れて、たくさんの箱を運んでくる男性」のことが話題になっているそうです。また、夕方には子供たちを連れてショッピングセンターに買い物にいきます。ここでも「双子を放し飼いにしている男性」のことが話題になっているそうです。(でもって、こういう巷情報は近所のおばさんが教えてくれる。)

夫がベビーカー押して歩いてると、時々、通りすがりの人に声をかけられるそうです。「この子たち、あなたの子なの?」「あなた、昼間っからいつもショッピングセンターに来ているけど、仕事はしてないの?」「おかあさんはどうしてるの?」「あなた、ベビーシッターしてるの?」・・・。こうした巷の人たちの反応に、最初はうんざり&げんなりしていた夫も、最近はもう慣れたみたいで、「今日はこんなこと言われたから、こんなジョークで返してやったよー」と笑ってます。

もっとも子供たちを連れていくだけじゃなくて、また「放し飼い」するから目立つんですよね。子供たち、広い場所を歩き回るのが大好きで、ショッピングセンターに到着するや、ベビーカーから「降ろせ、降ろせ」と大変な騒ぎになるのです。で、仕方なく降ろすやいなや、二人散り散り全然違う方向に駆け出すわけです。大人が二人付いて廻ってもついつい迷子になってしまいます。どっかのお店に入りこんでいたり、万引きしていたりで、もう大変(^^;)。でもまあ、ショッピングセンターはそんなに混んでないし、危ないことはないし、いい運動になっていっかーってことで、「放し飼い」を続けているわけですけど。もう有名人ですよ(^^;)。


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2002年06月03日:福島


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