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生理用品の安全性について (1)

〜 オーガニック・タンポンの意義って? 〜


昨年4月より扱いはじめた布ナプキンが大好評。最初はお洗濯や漏れに不安を感じていた皆さんも、今ではすっかり布ナプ・ファンになっていらっしゃいます。あんまりうれしくって、ついついお友達に教えたくなるのでしょう、「布ナプの輪」は広まる一方です。

このたび、生理用品第2弾として、オーガニック・コットンのタンポンとナプキン(使い捨て)を新規に扱うことになりました。これは布ナプ・ファンの皆さんからの熱いリクエストによるものです。オーガニック・コットン・シリーズの導入にあたり、なにかとダークなウワサが飛び交う生理用品の安全性について改めて調べてみました。




オーガニック・タンポンって何?


実は私もお客さんからリクエストがあるまでは、「オーガニック・タンポン」の存在についてはまったく知りませんでした。布ナプキンに興味をもたれる方は一般にいってナチュラル志向の方が多く、環境問題や生理用品の安全性についても非常に意識が高いようです。実によく勉強していらっしゃる。

「市販のタンポンにはダイオキシンが含まれており、またTSSという病気にもかかりやすいと聞く。そこで安全性の高いとされる、オーガニック・コットンで作られた無塩素漂白のタンポンを入手したい。が、タンポンは日本では医薬品扱いで、販売認可を取得するのが非常に難しく、実際に日本国内でオーガニック・タンポンを購入しようと思ったら海外通販サイトから個人輸入するしかないのが実状」とのことでした。

このお話を伺って、さっそくオーガニック・タンポンのサプライヤーを探しました。たしかに、いくつかのサプライヤーを探し当てることができました。が、なかなか導入に踏み切れなかったんです。

その主な理由は、
  • これは!と思うサプライヤーに問い合わせると、お取引のケタが違う。どうやら西欧ではオーガニック・タンポンの需要が急激に増えているらしく、どの会社も超強気。E-Conceptionみたいな小さな個人サイトで捌ける量ではな〜い。

  • 西欧ではタンポンといえばフィンガータイプが主流なので、日本人の好む「アプリケーター付き」がなかなか見つからなかった。

  • 私自身がタンポンを使わない人なので、個人的な動機が弱く、上記のような壁を乗り越えるだけのパワーがなかった。


それで、しばらくは「布ナプがあれば、タンポン使う必要ないじゃん」と居直っていました(^^;)。でも、やっぱり布ナプユーザーの皆さんからの「オーガニック・タンポン」コールは冷めるところを知らず・・・。詳しく伺うと、やはり運動するとき、長時間外出するとき、旅行、水泳など、どうしてもタンポンが必要な場面がある、とのこと。また、経血量の多い方は、やはり布ナプキンだけでは漏れ問題が解消しきれず、市販のタンポンとの併用をやむなくしている、と。

こういう具体的なリクエストが増えるに従って、私もようやく重い腰をあげて、本格的にオーガニック・タンポン導入の準備をする気持ちになってきました。そして出会った Natracareの商品には、なんと日本人好みのアプリケーター付きがあった! 仕入れにあたっては清水の舞台を飛び降りましたが(^^;)、ともかく準備は整いました。


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オーガニック・タンポンの安全神話?


ところで、タンポンの安全性について出回っているウサワは一体どれくらい本当なのでしょうか? その真偽を確認し、自分なりに「オーガニック・タンポン」を扱う意義について納得しておきたいと思うのが、私の性分。なにしろ、「オーガニック」と付くだけで、お値段が高いし、売価が高いわりにスズメの涙ほどの利益しか出せないんですから(^^;)。その分、納得して使いたいし、ご紹介したいもの。

そこで調べて考えてみました。まずはダイオキシン問題

市販のタンポンにダイオキシンが含まれるというウワサは本当のようです。が、結論的にいうと、含まれる量はそ〜んな大騒ぎするほどではない。ひと昔前までは塩素漂白が一般的でしたが、塩素によってダイオキシンが発生することが分かり、今では塩素そのものではなく、代わりに過酸化塩素(Chlorine dioxide)が使われているそうです。

アメリカの政府機関FDCのリサーチによれば、過酸化塩素によって漂白された市販のタンポンに含まれるダイオキシン量は、1/3,000,000,000,000、この量は人間が一日のうちに自然と触れているダイオキシン量よりもずっと少ないそうです。人間体内に既に蓄積されているダイオキシン量に比べれば微々たるものだし、日々食べている野菜など食品に含まれるダイオキシンのほうを心配すべきだと。

もっともアメリカ政府の言うことを鵜のみにしてよいものか?という論点もあろうかと思います。日本のメーカー品とアメリカ製品とはまた違うのかもしれないし、どうやら政府というものは国民の健康よりも守りたいものがあるようですから(既得権とか)、解釈の仕方については多少疑問を差し挟んでおくべきかもしれません。
実際、「毒物は経口で消化器系から入る場合と、粘膜経由で入る場合とでは簡単に比較できない。かえって膣経由のほうがダイレクトに体内に到達しやすいのでは?」という指摘も聞きます。ここでは、検出されるダイオキシン量はこれくらいです、というデータとして受け止め、その評価は各自にお任せすべきなのでしょう。

ところで、塩素漂白は論外としても、過酸化塩素以外の漂白方法とはどんな方法なのでしょうか。それは酸素漂白です。酸素漂白とは過酸化水素を使う方法で、塩素とは無縁。先のFDCのリサーチ結果でも、酸素漂白のオーガニック・タンポンからはダイオキシンは検出されていません。コットンの酸素漂白は、水道水のオゾン処理における環境問題(オゾンを大気中に放出する害、正体不明の酸化物が生成される等)と比較されることがあるようですが、これは化学反応の仕方からして似て非なるものです。

市販のタンポンに含まれるダイオキシンは、実は漂白のせいだけではなく、綿栽培中の除草剤、殺虫剤に由来するものもあるそうです。最近のタンポンは漂白によるダイオキシンよりも、残留農薬によるダイオキシン量のほうが多いくらいだとか。綿の主要生産国であるアメリカでは、他の農産物と比較して、綿には特に多量の農薬を使っているというデータもあります。

ですから、微量とはいえタンポン中に含まれるダイオキシンを完全に避けようと思うならば、やはり有機栽培された綿(オーガニック・コットン)を利用し、塩素とは無縁の方法で漂白されたタンポンを使うしかない、ということになります。

日本ではゴミ処理場問題をキッカケにダイオキシンが社会的に取り上げられるようになったようですが、環境汚染だけではなく、人体に直接的な影響もあるといいます。タンポンやナプキンに含まれたダイオキシンは、ガンや不妊症や子宮口炎症などの病気の発生率を高めるそうです。特にタンポンは体内に入れるものですから、たとえ微量とはいえダイオキシンが含まれたものを長期間使い続ければ体内に蓄積されるというリスクはないとはいえません。

もちろん、ゴミ処理問題という観点でみれば、オーガニック・タンポンやオーガニック・ナプキンはすばらしい商品だと思います。市販のタンポンやナプキンを勝手に燃やしたら環境汚染になりますが、オーガニック・コットンのタンポンやナプキンなら自宅で燃やしても大丈夫。放っておけば、バクテリアに分解され、いずれ土に帰っていくものだそうです。って言っても、まさか使い終わったタンポンやナプキンを庭に埋める人はいないでしょうが(^^;)、それくらい環境にやさしい商品、ということです。

環境問題になると、直接我々の身に降りかかる惨事というより我々の子供や孫の世代になって違いが出てくることが多く、価値や意義は理解できても、どうもピンと来なくて心からは共感しにくいものです。私も「環境のためには、こうしたほうがいいんだろうなあ」と思うことはあっても、なかなか実践できていません。でも、身近に無理なく実践できるところから各自が変えていくしかないんだろうな。現代社会に生きる以上、カンペキなナチュラリストにはなれせんが、できる範囲で環境を思いやる。だって、私たち人間は自然環境、地球、宇宙によって「生かされている」存在なのですから。

つづく・・・


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